日本マニュアルコンテスト
日本マニュアルコンテストとはテクニカルコミュニケーター協会にて主催されている日本で唯一のマニュアルコンテストです。取扱説明書の制作技術の向上と品質の向上を通じて、わかりやすい取扱説明書をユーザーに提供することを目指しているものです。 当社では外部評価のため日々の改善を日本マニュアルコンテストへ応募しており、わかりやすい取扱説明書の制作に取り組んでおります。
https://jtca.org/
株式会社JVCケンウッド・公共産業システム様
フルデジタル会議システム「PM-5000シリーズ」 ユーザーガイド
日本マニュアルコンテスト2018
奨励賞を受賞
議会などの議場で使用する会議システムのマニュアル(冊子「設置編」、PDF「操作編」、Webアプリ連動のユーザーガイド「コントロールユニット組み込みHTML マニュアル」)の3点で構成されており、この中のユーザーガイドが「奨励賞」を受賞しました。
コントロールユニットがアクセスポイントになり、そこにPCやタブレットでアクセスし、Webアプリで操作する。その時にわからないことがあれば、画面上の「?」を選ぶと、該当するユーザーガイドの操作説明にリンクしてページが開くことで、探す手間がないアプリとマニュアルのスムーズな連携が評価されました。
株式会社JVCケンウッド様
JVCコンパクトコンポーネントシステム「EX-N5」ネットワーク設定の簡単操作ガイド
日本マニュアルコンテスト2013
部門優秀賞を受賞
改善テーマ
複雑なネットワークを初めて設定するユーザーにも、「できた」を提供する取扱説明書の開発。
ターゲットユーザーはネットワークオーディオに関心があるスマートフォンユーザーと想定し、HTML形式のスマートフォンで見るマニュアルを開発することにした。
開発課題~一般ユーザーに困難なネットワーク設定への対応
使う端末のOS(iOS / Android / Windows)、家庭内ルーターのあり / なし、ルーターのWPS機能のあり / なし等、さまざまなシーンが想定され、分岐が多く、それぞれの設定方法が異なる。
改善内容
従来の取説では本機の設定だけが記載していたが、当社ではユーザーが使う端末の設定からアプリで音楽を聴くまでを説明することにした。
当社ではウィザード形式の説明方法を採用した。ユーザーの端末やネットワーク環境をウィザード形式にすることで、個々のユーザー向けに設定された情報提供が可能になった。ユーザーにとっては自分に必要な説明文を探さずに済み、情報を取捨選択する必要がなくなった。
デザインにおいては手順(Step)を明確にすることで、どこのステップにいるか分かり、かつ戻ることも可能になった。
ネットワーク設定の簡単操作ガイド :
https://manual3.jvckenwood.com/audio/mobile/jp
株式会社JVCケンウッド様の評価
発売後4ヶ月間の累積相談率 (累積問合せ件数 / 累積販売台数) で他機種平均より6割削減。
日本ビクター株式会社様
ビデオカメラ「GZ-HM570」
日本マニュアルコンテスト2010
部門優良賞を受賞
改善テーマ
使いやすい取扱説明書の追求
ユーザーの取扱説明書に対する意識
ユーザーの取扱説明書に対する意識調査の結果、以下のようなことが見えてきた
最初に読む人は基本機能のみを読む。
最初に読まない人は必要な時に辞書的に調べる。
そもそも厚い取扱説明書は読みたくない。
改善コンセプト
ユーザー心理である「セットをすぐ使いたい」に応えることをコンセプトとして紙の取扱説明書とWebマニュアルへの記載情報を当社にて取捨選択した。
また、Webマニュアルはアクセシビリティと閲覧製に優れるHTML形式を採用することにした。
Webマニュアルのサンプル
Web ユーザーガイド :
https://manual3.jvckenwood.com/c3a/lyt2536-033jp
HTMLマニュアルのメリット1
操作ステップの長い機能でも、ユーザーが確実に操作出来るようなチュートリアル説明が可能。
HTMLマニュアルのメリット2
対話型で一人ひとりのユーザーの「やりたいこと」に応えるナビゲート型説明が可能。
Web ユーザーガイド :
https://manual3.jvckenwood.com/c3a/lyt2536-033jp/
日本ビクター株式会社様の評価
保存ナビゲーションなどにより、問い合わせ件数の削減。
日本ビクター株式会社様
HDD&DVDビデオレコーダー「DR-MH300」
日本マニュアルコンテスト2006
部門最優秀賞を受賞
改善テーマ
ビデオデッキとは異なる使い方、概念を初心者ユーザーにも理解してもらうために、「すべてのお客様に優しく」「誰にでもわかりやすく」をコンセプトに現状のマニュアルをゼロから見直すことにした。
改善内容1
ユーザーの習熟度に沿ったストーリーを検討。統合・削除により情報を整理することで、184から100ページへ45%ページ削減。
改善内容2
よく使われる便利な機能には、ユーザーの理解度を高めるために使い方解説や機能解説をビジュアルで表現。操作説明へのナビゲートも工夫。
改善内容3
各機能の種類をイラスト付きで説明。何ができるのかを短い文で解説。
改善内容4
操作方法をイラスト化し、操作説明の短文化を実現。
メーカー様の評価
184から100にページ削減、印刷コスト削減。